うさぎの耳には聴こえるの

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猫も杓子も時間が足りない 競争はサービスから時間の奪い合いへ

Twitterやってますか?

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ここ最近、あらためてTwitterを開くことが多くなり、あらためてその拡散力の凄さと情報収集の幅広さ、そのタイミングに驚きを得てます。

 

どんな気づきがあるのか!って?

いやいや、…とても単純な事です。

 

再び、手軽さが求められる時代に

 

今日は秋分の日です。するとTwitterでは「世間では祝日」が人気キーワードとして表示されます。

 

 

例えば…

頑張って~と思えるこんな内容や 

 
つい、ちょっとニヤっと笑ってしまう。

 

また、秋めいてきたね~なんて思っていると
#この秋行きたいところ …なるハッシュタグが出現し


うわー!ブリちゃん出てきたよ~
佐渡いきてーっ!と、こんな具合まで。

 人気のキーワードを見るだけで、なんとなく世相が掴めたりします。

 

 

昔を思えば

以前はTwitterが情報交換ツールの最先端。互いにフォローし合って、公開されている場所で、返信を繰り返したものです。

 

しかし今では、個人的な情報交換はメッセンジャーアプリを活用。世の中には次々と新しいサービスが供給され、便利になり、役目を終えたサービスは、その活用の道を変えて生き残っていきます。

 

 

そこであらためて考えてみました

私がいまTwitterに求めているもの

 

  1. 「手早く素早く」世間の情報を入手するため。
  2. ひろく情報発信するため
  3. 若者文化を熱心に注視

 

世間の情報を入手する…いわゆる日経新聞の見出しを読むだけで、おおよその内容がつかめるというもの。ヘッドラインの役目です。かなり使えるアイテムだと思いますよ。

 

広く情報発信する意味では、Twitterに勝るものはありませんね。次々にリツイートされていく拡散力は、ブログでバズった比ではありません。その爆発力はいまでも健在だと思います。

 

一度足を踏み入れると、明らかにFacebookとは異次元のTwitter。若者の発信は依然として高く、アカウント保有率も10代は極めて高い。

 

1 Twitterの利用状況
Twitterアカウント保有率は31%、若年層に高い~
 15~59歳の人のうち、Twitterアカウントを持っている人は31%である。
 年代別にみると、15~19歳で半数を超えるなど、若年層でアカウント保有率が高い。
 若年層で保有率が高い傾向はLINEに近く、Facebookとは傾向が異なる。
オプト、Twitter(ツイッター)の利用実態に関する調査を実施

 

このアンケート調査はとても興味深く見させていただきました。これを見てると、 LINEとTwitterの組み合わせが理想なのかもしれない…

 

しかし、どうも私の場合LINEの「既読」が性に合わない。なのでいまだ足を踏み入れていない状況です=笑

 

猫も杓子も 時間の取り合い

 

もう一つ、関連して

現代生活は、好む好まざるに関係なく次々と情報が入ってきます。スマホを開けばニュースが配信され、SNSを開くとリアルタイムにあらゆるモノ・コトが。メッセンジャーアプリは、こちらの状況を考慮せず容赦なく通知を送ってきます。

 

この状況は、人々の生活に何をもたらしているのか。

どんな状況を招いているのか

 

それは 人々の時間の奪い合い

 

相手を振り向かせ、いかに自分のために時間を使ってもらうかの競争です。

 

サービス提供やモノの販売は次の手で、まずは自分に振り向かせることに、みなが熱心になっています。私もうちの会社も一緒です。情報を提供しなければ情報を提供する側に、相手の時間を奪われてしまう。だから続けます、この繰り返しです。

 

私は、この流れはもう止められないと考えます。

 


ところで、Twitterやってますかの次に

Facebookやってますか?

もう、Facebookのタイムラインを見きれない…私も同じですけど、こんなひとが増えてきてます。しかし、友達数が増えてタイムラインが見きれなくなったわけではありません。友達数が増えても、いいね!を押したり押されたりなど、中の良い方々の情報が流れてくるだけで、逆に関係が薄い友達の情報は流れなくなってますから。

 

とすると、なぜタイムラインが見きれなくなっているのか。それは、他のネットサービスに時間を奪われているに違いありません。それはLINEかもしれないし、動画を見ることが多くなれば、それだけ時間を費やします。

 

Time is money.

人々は時間を求めています。

 

この時間を求めている傾向は、私は高齢化率と深く関係しているのではないかと考えてます。しかし、深く考察したことないので、レポートはまた次回にしますけど、メールからWEB、SNSなどこれからもツールの時代変化はあるでしょう。そして人々が自ら情報発信をする時代になり、情報流通量がビッグバン的に増えました。だからこそ、整理することの大切さや、見やすく表示することの大切さが求められているからこそ、グノシーやまとめなどのサイトが求められてくるのです。

 

まとめ

 

この情報過多で時間の奪い合い時代、どのように活動したら良いのでしょうか?

 

  • まずは情報を発信すること!

情報を発信しないと、発信しているところと同じ土俵に立てません。アナログであれデジタルであれです。いまのところ、理想的な媒体として歴史もある「ブログ」が一番、チラシが二番、DMが三番だと考えます。そのブログも、きわめて強い個性を出したものが、評価される時代かもしれません。

 

  • そして、上手にまとめてあげること

人々は時間がありません。時間が無い人々には、じぶんのじかんをつかって提供してあげると評価されること。ここに新たな気づきがあります。ちょっとした心のこもった「お届けサービス」これまでになく、評価されてくる時代です。モノやサービスはおなか一杯かもしれませんよ。

 

  • 時間の奪い合いの尺度で物事を考える

時間の奪い合いは、洗濯の話をみると顕著です。1回すすぎ・時短、これらが求められるのは、人々の時間が絶対的に足りないからです。競争強豪関係においては、時間の奪い合いの意識を加えることが、極めて重要だと考えます。

 

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時間がない 時間が足りない さあどうしよう

 

この視点に立つと、いろいろなことが見えてきます。確実に言えることは、人々はモノを求めなくなりました。モノより大切なのは時間。そして関係性です。

 

時間の概念、忘れずに。