うさぎの耳には聴こえるの

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「540円均一のランパス本」やはり情報ツールが販促成功のカギ

ひさびさ、出版業界に明るい話になるのか?
ランチパスポート(ランパス)の売上が好調!だとか。

 

みなさま、ランパスはご存じですか?
掲載エリアが限定されたグルメ本の一種。その書籍を購入し、店舗で提示することにより、800円~1000円ほどのランチが500円で食べられる夢のようなお話。

 

私も先日長崎に出張した際、友人のクリーニング店さんから一冊頂いてその存在を初めて知った。何を食べようか、行列で待たされている際にメニューを見ている気分みたいな、また、せっかく500円で食べられるのだから、より高い定価のメニューを食べて「トクしたい」欲が出てきたり、楽しみ方は様々。

 

具体的なランパスのカラクリは、昨日の日経トレンディネットで紹介されているので、こちらを読んでほしい。


出版不況でもバカ売れする「ランパス本」のカラクリ (日経トレンディネット) - Yahoo!ニュース

 

記事の中で、このランパス本を持って職場の同僚でランチに行く…とある。私は仕事柄、ランチは一人で行くことに慣れてしまっているため、本を手に持ち仲良く…は自分にはあまり馴染まない。

 

しかし、子どもたちが妖怪メダルを集めて友達同士で披露しあう様に、大人が「あの店はどうだった」「まだ行ってない」「混雑していた」など、ランチタイムの情報交換・コミュニケーションツールになっているのは間違いなさそうだ。

 

また、このセルフリキデ―ションの販促手法は昔流行ったものの一時下火に。そして再び、今後形を変えて流行しそうな予感する。

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140ページで112軒掲載のボリュームは圧巻!

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一軒1ページで写真2点と紹介文

 

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店舗での利用の度に、スタンプが押されていく。3回まで利用可能だとか。

 

最後に、このランパス本をくれたのがこのお方(写真右)

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このお肉もランパス500円で食べられたらいいな~

と、わがまま言ってみました(笑)

 

…そんな訳ないだろ!って?

 

私の場合、巣鴨版が出たらすぐに買ってしまいそうだ!