うさぎの耳には聴こえるの

分野いろいろ、見たこと感じたことを、あれこれ書いています。なるべく毎日更新。

文字にする覚悟、そして意見することの大切さ!まさに官兵衛そのものです

 突破口を開く人!いますね。これって使命であり、持って生まれ与えられた天命なのでしょうか?そして彼の熱い気持ち、感じていただけますでしょうか。

 

 

昨日、一つの新聞が手元に届きました。いつも青年部のコーナーから真っ先に読ませていただくのですが、今回は「先日開催されたマス釣りかな~」なんて思って開いた紙面。するといつもより文字も多く、とても熱く語られ、実情を訴えています。

 

その新聞とは、神奈川県クリーニング生活衛生同業組合が発行しております、神奈川県クリーニングニュースです。

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その青年部のコーナーに書かれていた内容が、まさにいま、日本全国、あなたのまわりで起きている現状を如実に表してるのです。

 

ちょっと長文ですけど、お読みください。

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 組合員のみなさま、こんにちは。今回は、少し思うところがありまして、ちょっと意見を書かせていただきます。

 

 先日の支部会で、今年の全国大会に動員がかかっていて、参加費二万円のうちの一万円を補助するので、参加お願いします、と。

 

 これって、おかしいと思いませんか?動員かけるために、お金を出すことに。

 

 ただせさえ、組合員が減り続けていて、予算もない状況で、動員かけなきゃ集まらない全国大会に出席するのも意味ないですね。

 

 そして、全国大会を毎年やるのも疑問です。私たちは全ク連の社員じゃないのですから。青年部の予算もだいぶ削減され、活動も制限されているのに、ちょっと納得いきません。

 

 役員報酬もだいぶ減らし、交通費もなしにして、会計部長も無駄がないようにきっちりと管理しています。

 

 そうして、青年部もなんとかやっているのに、このありさまです。

 

 そんな全ク連に対して無駄な費用を使えるなら、青年部に回して欲しいです。

 

 今の状態では、講師も呼べず何もできない状態です。昔みたいに、何千人も組合員さんがいた時と違い今では、700人ちょっとです。

 

 なので、毎月理事会やるのも、この「クリーニングニュース」も毎月発行するのはこの現状では、必要ないと思います。

 

 遠くから来る支部長さんの負担も軽くなるし、経費の削減になります。

 

 先月のニュースでは、原稿集める呼びかけもあって、書いている人も同じ。

 

 こんな無理して原稿集めたりして、毎月発行する必要もありますか?

 

 印刷、発送代も半分にすれば、だいぶ浮きます。

 

 事務局から支部長宛てに配布物を発送する送料もバカになりません。

 

 私でも、支部の会計の業務で会館に行く時に、うちの支部のと隣の港北支部のは持って帰って、支部長宅に届けて、送料を少しでもかからないようにしています。たった二つでも、持って帰れば相当違ってきます。

 

 本当は、もっと書きたいことがあるのですが。これを機に議題にあげていただきたいと思う次第です。

 

(報告 青年部 会長 舘野隆)

 

引用元:神奈川県クリーニングニュース2014年10月号青年部のコーナー

 

改革は、都道府県単位でも全国単位でも、どこでも行われています。しかし、改革を続けていても、実際には組合員も減り続け、すでに9000人を切ったのかな?どうかな?

 

ついこの間、1万人を切ったって聞いたのに。

 

ここから大きく軌道修正させるには、「異星人的発想でない限りムリでしょう」。たとえ異星人でも、相当な忍耐と覚悟が必要。改革とは周りからの非難も浴びるでしょうし。そんなひと…いるかいな?

 

それにね

「書く」とは大変な事なのです

 

言葉で言うのは簡単です。会議などは、周りから見られていない閉ざされた空間ですから。「そんなこと言った覚えありません」といつでも取り繕いできます。しかし、文字にすることの大変さ、この覚悟の度合いはハンパないんですよ。取り消しが効きませんから。

 

 

だからこそ、あえて

文字に書いて訴えたこの熱さ!

ここを感じてほしいのです。

 

何のための組合なのか、何のための全国大会なのか。

 

全国大会を引き合いに出されてましたが、なにも全国大会そのものを否定するのではないことは明白ですし、全国から集まる同業者による情報交換や親睦は大変有意義なものです。

 

ただ、その手段により、有意義なものが無意味にもなり得るのだとしたら、全く持って理解できないものになってしまいます。

 

 

意見できる組合って素晴らしいよね!

この文章を新聞掲載する神奈川組合も

風通し良く素晴らしいよね!

 

先週の軍師官兵衛みました?

秀吉に意見する官兵衛の姿、まさにあれですよ、あれ。

進言した後、秀吉が去り

官兵衛の「ふぅ~」という表情が印象的でしたね。

まさに命捨てる覚悟でのことば。

 

だから、こういう人がいる限り

神奈川県組合はきっと変われますよ!大丈夫です!

 

 

全国大会に参加する人。

こうして意見する人。

さまざまですけど

 

本当にこのままだと無くなっちゃいますよ!

それでいいの?

クリーニング屋さんは残りますよ!きちっと。

組合が無くてもね。

 

でも…大切な組合

…そうさせないためにも

…もっと真剣に考えてくださいよ!

…まともに考えてくださいよ!

 

こう、彼は訴えているのです。

 

皆様の周りのいろんな会の財政はいかがですか?日月会も毎年予算組むのに大変な状況です。私は組合員ではないので、余計な事を言える資格は一切ないのですが、彼の熱い思いは、放ってはおけませんし、思い切って引用しました。

 

彼の気持ちが…

みんなの心に刺さりますように。

みんなが変われるきっかけになりますように。

みんなが笑顔になれますように。

そして

組合員が増えていきますように。

業界全体が良くなっていきますように。

 

 

彼の気持ちが届いたら

よろしければシェアしてください

 

なぜなら、この文章

神奈川県の組合員だけしか読まれていませんから。。。

 

でもこれは、組合だけじゃない
すべての会に共通する課題です。