これほどお客様からご批判を受ける商売はほかにありません。でもこれって、期待の現れなんですね。
お客様に伝えることの大切さ…身に染みて感じた昨日一日でした。
世界中で誰もが知っているコカコーラ。あれだけの有名企業、そして商品知名度にもかかわらず、なぜCMを続けているのでしょうか?やめないのでしょうか?
…それは
今日生まれた赤ちゃんはコカコーラを知らないですから。
宣伝の大切さを説いた、あまりにも有名なお話です。
ポスター、折込チラシ、ポスティング、DM、Eメール、SNS、その他。効率よく伝える手段は、その時代とともに変わっていきますけど、一つだけ今も昔も変わらない宣伝手段があります。
何かおわかりでしょうか?それは、対面での接客営業です。言葉による宣伝ですね。
昨日は、しみ抜き機を展示会会場に持ち込み、テントのブースを構え、クリーニングとりわけしみ抜き技術をお客様に伝えるイベントが、長野県内の二か所で開催されました。
そのイベント会場は、「佐久」と「諏訪」。なんだい、同じ県内でも随分遠くでやってるやな~と思うも、出店しているメンバーは、みなうちの読者様。そしてイドカバネットのメンバーでお世話になっている方々ばかり。
かたや上信越道で、かたや中央道でも、聞くところによると佐久と諏訪は下道山越えで二時間弱。ならば両方行ってしまえ!と、弾丸取材を敢行したわけです。
現地へ付き、早速取材
洋服にこびりついた汚れを取り除く。洗っても取れない頑固なしみ、しみ抜きの大切さ熱心に伝えつつも、お客様でない人々にクリーニングの大切さを伝えています。
すると…必ずこんな声があがります。
「クリーニングには良い思い出がない」
「散々な思いをした」などなど。
本当にクリーニングに対するイメージが悪いです。
信じられませんよね!お店で接客をしていても、そんな声は聞こえてきません。なぜなら、現在クリーニングを利用しているお客様しか、いま相手にしていないからです。
お客様でないかた、つまりクリーニングを一切利用しなくなってしまった方々の声は、すでにクリーニング店には届いておらずこうして展示会にブース出展すると、どの展示会でも必ず聞こえてきます。
必ず聞かれますよ!クリーニングに対する逆風の声が!
それも、ガンガンに、、、
これ、凄くショックです。
クリーニングという職業が否定されるわけですから、この上なく落ち込みます。
しかし、ショックですが打開策も見えてきます。
消費者の不満を解消するには、お客様を増やす方法は。
それと同時に感じます
見せることが大切です。技術を。
声を聞くことは大切です。とても大切です。
見せましょうよ、そして、魅せましょうよ。
本当のクリーニング技術を
知らせなきゃはじまらないわけですから!