うさぎの耳には聴こえるの

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あらホント!まるで夢のような毎月100万円の定期預金

毎月100万円を定期預金する!そんな夢のようなお話すごいですよね。

そんなの無理だよ!
瞬間、誰もがそう思いました。

しかし、そう思ったみんなは、ものの10分も経たないうちに頭を叩かれ、『毎月100万円を定期預金する』こと、実は誰でも出来ること!って知るわけです。

みなさま、この話、信じられますか?

 

この話、私が最初に聞いたのはかれこれ10年以上前。

クリーニングでも全国展開する有名企業・ホワイト急便の草創期から全盛期まで、全国各地にクリーニング工場を造りにつくりまくったグループ実質No.2、岡山のホワイトマジック・平賀英夫社長を招き、『平賀塾』と呼ばれるクリーニング経営塾を開催。いま考えても、後にも先にもこれ以上の経験無いいろいろなことを教わりましたが、これはその平賀社長から伺った話です。


平賀社長は、ご自信のクリーニング店を親から引き継いだときは、売上は年400万円。それを14億円まで企業成長させた経営者として、どんな受講生を集めても、各企業の壁に対して的確なアドバイスができる!と確信していましたが、実際塾を開催していくと、『企業成長よりも大切なこと』をいろいろと教わりました。

その平賀社長

『みんなどれくらい収入が欲しいのか?』そんな話のときだったかと思います。夢をしっかり持てば必ず実現できるぞ!と言うのです。

のちのち自叙伝を発刊。その本の中のエピソードとして有名な話。平賀社長は自身も「ベンツを買って乗りたい」という夢を掲げましたが、その夢は実現すると…それはそれはとても激しい虚脱感に襲われた…などのエピソードを披露。夢とお金などの心のバランスを教えてくださっていたときです。

『誰でも毎月100万円の定期預金ができる』信じるか信じないかはみんな次第だ。

そうお話しされます。
当然ながら私も、まさか〜そんなこと。と思いましたが、夢は実現できる。きっとそれくらい余裕のある収入を得ることができようになるのか!と、気持ち半分心躍らせたこともありましたが、みながその気になった瞬間、その100万円までの道のりを話してくださいました。

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平賀社長は

『みんなの収入では、毎月100万円なんて無理だろう。ならば、まず毎月3万円ならどうだ?』と言うのです。そして毎月1日と決めたなら1日。10日と決めたなら10日。20日と決めたなら20日。そう、決められた日に3万円を定期預金しなさい!と言うのです。

  • その定期預金の期間は3ヶ月。
  • 自動継続ではなく、元本と利息ともに普通預金に戻されるものにしなさい。

そう語ります。

 

そして

① 今月3万円定期預金します。

② 翌月3万円

③ その翌月も3万円

このように毎月貯めます。

 

そして、4ヶ月目には

 

最初の月・①の3万円が解約され普通預金に戻されるから、その元本3万円と今月分の3万円と合わせて6万円を定期預金しなさいと。

 

④ スタートから4ヶ月目・6万円定期預金します。

⑤ 5ヶ月目・6万円定期預金します。

⑥ 6ヶ月目・6万円定期預金します。

 

もうおわかりかと思います。

 

④の定期預金6万円が解約になるので、今月の3万円をプラスして9万円を定期預金します。

 

⑦ 7ヶ月目・9万円を定期預金します。

⑧ 8ヶ月目・9万円を定期預金します。

⑨ 9ヶ月目・9万円を定期預金します。

⑩ 10ヶ月目・12万円を定期預金します。

⑪ 11ヶ月目・12万円を定期預金します。

⑫ 12ヶ月目・12万円を定期預金します。


みごと一年継続し、毎月3万円なので計36万円の貯蓄ができました。

これを繰り返すと
97・98・99ヶ月目には毎月99万円。
100・101・102ヶ月目には見事102万円の定期預金ができるようになるのです。

97ヶ月目 99万円定期預金

98ヶ月目 99万円定期預金

99ヶ月目 99万円定期預金

100ヶ月目 102万円定期預金

  〃

 

スタートから100ヶ月で、毎月100万円の定期預金が可能になるのです!



ここで、平賀社長は二つのことを教えてくださいました。

一つは

  • 先入観を持たないこと

先入観をもって「できない」と決めるんじゃない。できる方法・やれる方法は必ずある!その場で「できない」と決めてしまっては、みんなの人生は停滞したままだ。

 

もうひとつは

  • 信用を積み重ねる大切さ

毎月毎月、決まった日に決まった金額を預金し『信用を積み重ねなさい』と。会社の経営は「人(ひと)次第」だから、銀行は融資を決定する時、最後はその経営者の「ひと」を見る。この貯蓄は銀行の信頼を得るには絶大なはず。だから毎月コツコツと貯めなさい。

 

そう語られるのです。

 

毎月100万円貯められる、つまり

 

年間1200万円貯蓄に回せる収入を得るには、こうした小さなことをコツコツ行ない、銀行の信頼を得て融資を受けて事業を拡大しなければできないこと。

 

企業の成長には手順がある。その手順を間違えるから、企業拡大途中に倒産する企業がたくさんあるのだ。

 

こんなことは…ほんの事例の一つに過ぎない。

いろいろなことを教わった「平賀塾」の一年間だった。


・・・

この話、とある県のクリーニング組合で私が登壇した時に、さりげなく紹介させていただき、理事長が実践したそうだ。するとその後、土地の買い付けの際に多額の融資をすんなり受けることができた!との嬉しいお話を聞かせてもらった。


いまはその方、全ク連の理事にもなり、クリーニング以外にもいろいろな事業を展開しているマルチで活躍する企業家の一人である。


毎月100万円なんて…無理だよ! そう思った方も多いはず。

しかし
信じるか信じないか、できるかできないか、やるかやらないか

すべてあなた次第、あなたの人生ですから。

そう話をまとめられた時には、私もあまりの未熟さに、叩かれた頭の中が「ガーン」といつまでも鳴り響いておりました。


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