創業100年企業数、ニッポンはダントツ10万社 これこそわたしたちの誇りです
韓国においてはたったの5社
5000年の歴史を持つ中国においても1000社
ヨーロッパ全体でも3500社
アメリカでも4000社
この数字が何を意味するのかお分かりでしょうか?
実はこの数、創業100年を超える企業の数です。
ふーん、韓国はやけに少ないな〜何か国民性と関係があるのか?なんて思いますが、大手10財閥で、GDPの76割以上を占める国だからな〜。なんて思いますが、もっと酷いのは7割を超えるGDPをたった7%の就労者で占めていること。残った24%の富を93%の人々で分け合って暮らしている実態。これは恐ろしい、企業が育つわけないですね。
なんて、話は脱線しましたが
それでは日本の現状はどうなのか?
この話を聞いてビックリ仰天。
世界中のどの国も絶対にマネできない数で
日本の100年企業は20000社
にのぼります。
そして、全国の和菓子屋・宿屋・そば屋・クリーニング屋などの類いまで含めれば、その数は
100,000社に達するといわれているそうです。
もう、ブッチギリ!です。
続くには、いろいろな要素がある。
そのポイントは、どこにあるのだろうか。
(詳しくはまたの機会に^^)
講師は日立製作所を事例に説明くださいましたが
(このほかにもたくさんの企業の話をいただきましたが)
日立製作所には二つのポイントがある。
まずは
日立製作所が持つ不名誉と名誉な記録、二つの側面
(1)不名誉な記録とは=リーマンショック時の2008年・単年度で8000億円という巨額の赤字を記録したこと。これは明治維新以来140年で最大の赤字額。しかし、最近は3期連続で大幅黒字のV字回復。昨年は創業以来の過去最高益を記録するなど、絶好調だった。
その訳はなにか…(詳しくはまた別で)
(2)名誉な記録とは=日立製作所も100年企業ですが、その100年間、日本企業のベスト10に常にランクインしている会社だということ。その100年の間に、あるときは日清紡だったり、あるときは大洋漁業であったり、最近ではトヨタが売上トップですが、時代時代に隆盛する業種はまちまち。しかし、日立製作所という会社は常にベスト10に入りつづけていることは、これこそまさに名誉極まりないことです、と。
うーん、素晴らしい。
なぜ100年間、ずっとベスト10のランクインを続けているのか?
それは、日立製作所とは、小さい会社の集まりだから。
経営していると、良いときも悪いときもある。
他がダメでも、半導体で日立化成が絶好調という時も。
半導体がダメでも、日立建機が絶好調とか。
子会社をたくさんつくり不況にも強い体質を作り上げたこと。
何とも言葉の出ない。
われわれ中小企業に活力を与える
お話でございました。
===ここまでが講師のお話===
実際のお話は、日立だけでなく数多くの企業のお話をいただきました。
ここまで意識して聴いたこと無かった曲。
スマホから再び(実は、セミナー行きにも偶然この曲を聴いていたw)
この曲を再生。
この木なんの木
【作詞】伊藤アキラ
【作曲】小林亜星
…
いつか葉が繁って 幹が大きく育って
根を広げて 森になる日が未来
その日を その日を みんなで待ちましょう
夢見て 夢見て その日を待ちましょう
…
この木なんの木 気になる木
みんながあつまる 木ですから
みんながあつまる実がなるでしょう
中小企業のみんなが集まれば
きっと大きな力になる。
人々を・地域を・そして日本を支える
大きな力になれる。
だからこそ
強い「理念」を持とうではないか!
理念とは…
理想
信念
↑
理
念
この二つの言葉が合わさって出来た言葉です。
私達の理想はなんでしょうか?
私達の信念はなんでしょうか?
いつか葉が繁ってくる日を
大きな幹になる日を信じて
一緒に夢を見ながら待ちましょう。
同じ夢をみれる人たちで
大きな森をつくり
みんなが集まる実をつくりましょう。
『100年企業、だけど最先端、しかも世界一』
老舗大国ニッポンの実力が評価されはじめた
〜 大企業から中小企業まで幅広い100年企業が大活躍 〜
株式会社産業タイムズ社 代表取締役 泉谷渉 氏のご講演でございました。
早速、私も一冊買わせていただきました。
ポチっとな。
最後に、講師の先生からのお話(余談)
この日立グループの話。
日本のサラリーマンの数を分母に
日立グループの社員数を分子に
配置すると、その割合は、なんと
10分の1になるそうです
10人に1人は日立関連の社員さんです。
私もむかしむかし
日立さんにはお世話になりました。
私もよく講演しております。
日立さんのことは、容易く言えませんね^^
と。