うさぎの耳には聴こえるの

分野いろいろ、見たこと感じたことを、あれこれ書いています。なるべく毎日更新。

仕事はいろいろあるけれど、人の心まできれいになれる仕事とは

私のお仕事つながりの「人」
今日は、響城れい(ひびきれい)さん。ブログで書くのは二回目だと思います。


Googleで検索すると

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こんな具合です。

勝負服は「赤」とても派手好きに見えるかもしれませんが
実際には…とても…派手好きに見えます(笑)


あはは、ごめんなさい。実際にはお仕事でのお付き合いなので、どんな私生活を送っているのか、遊び方はどんなのか、お酒に呑まれちゃうとどんなになるのか…なんて一切存じませんが^^十分に大人の雰囲気を醸し出している響城さんです。


あれ?どこかで見たことある二人も写ってますね w

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多方面でご活躍の響城さん。私は彼女を「れい様」と呼びます。

なぜなら、神戸大学卒業で兵庫県芦屋市出身だから(笑)

関西の男性は、これだけで…

なんや~このお嬢様は…

一発でビビります(^o^)

私は九州人と静岡県人のハイブリッドですし、生まれながらの関東ですから、この関西人のリアクションがたまらなく面白いです。

神戸大で芦屋が組み合わさると、こうなるのか~(^o^)

これが

京大で芦屋だとどうなるのかな?とか
西宮だけど神戸大だったらとか…いろいろと妄想が膨れ上がります。


れい様と最初にお会いした時は、東京駅の丸の内でした。Facebookからつながり、メッセージを経てお会いしましょう^^と。待ってると一人の女性がコツコツヒールを鳴らして近づいてきます。


今日は第九のリハーサルがある…ということで、白と黒を組み合わせたちょっとおとなしめの格好で登場。お仕事のお話をいろいろさせていただき、その日は終了。第九のリハーサルかぁ~。その時は素でお嬢様なんだな~と思ってました。

しかし…そのお嬢様イメージはガラガラガラガラと音を立てて心の中で崩落していくことになります。時を同じくして…そこから彼女の様子が徐々に変わってきます(笑)

お会いさせていただくたびに…


お洋服が華やかになってきて
スカートの丈が どんどん短く なってくるのです(爆)



あわわ、あわわ、このスカート丈には、世の男性は困ってしまいます。だってね、なんでしょうね、このトキメキ感は(笑)

(後になって、この理由を思い知らされることになるのですが)

…どうしたんですか?今日はどんなセミナーだったんですか?
さらに短くなって!とびっくりです。


お話を伺うと、現在もご健在のお父様から、このミニスカートには注意・指摘を受けるとか。でも本人はまったく聞く耳なし^^いろいろとおもろいお話を伺うことができます。


話はれい様のセミナーへ…

この勝負服の赤とミニスカートで、世の男性は「おおいなる勘違い」を起こしますが、この「れい様」のセミナーは凄いですよ!


この、容姿・スタイル・雰囲気・神戸大・芦屋・赤・首飾りジャラジャラ・ミニスカート・原色のヒール、こんなイメージからは想像もつかない!お話がポンポン口から出てきます。

例えば「う○こ」とか
トイレならまだしも「便器」とか散々(笑)

あーっ、また世の男性の好感度を下げちゃう…
あ~っ、また…言った
また言った…と何度も何度も!


だから、とても楽しいセミナーなんですけど、どうして、そんな言葉がボンボン出てくるのかというと…

れい様はお掃除のプロフェッショナル

それを世に伝えるべく伝道師をしているからです。
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今日、響城さんのFacebook
彼女の心の中の本心が出てましたのでご紹介させてください。


響城 れい | Facebook


私は、経歴に「神戸大学卒業」と書く。
「芦屋市出身」とも書き、派手な服で出かける。自慢ではない。「掃除」に関わる仕事をしているからだ。

...

キツい、汚ない、暗いといわれ、社会の底辺でひっそりと「掃除ぐらいしか仕事がない」とテンションが下がりがちな仕事だからだ。

 

でも、これから、掃除の仕事はなくてはならない大切な仕事になる。歳をとった方々が気持ち良く暮らしていくためのあたたかなお手伝い。

 

どんなきらびやかなビルもセンスのいいお店も、清潔でなければ立ちゆかない。そんな大切な仕事を「恥ずかしい」なんて思っちゃいけない。自信と誇りを持って行け❗️

 

そのために、この私がここにいる。絶対にあなたたちをバカになんかさせない。「恥ずかしい」とも思わせない。

 

20年間、信じられない汚れにまみれて?!働いてきた。下請け、孫請け、最底辺も見てきた。恵比寿ガーデンプレイスに年末になると飾られるバカラのきらびやかで巨大なオブジェをいつも大掃除の帰にヨレヨレになって真っ暗な中で眺めていた。

 

そうだそうだ!

この気持ちは、仕事をしていくうえでとても大切な精神を養わさせてくれる。

私も新宿歌舞伎町で、サービス業の素晴らしさを誇りに持ちながらも、西新宿の安アパートに住み、高層ビル群や大手企業のサラリーマンの人の流れとは真っ向逆に歩いてきた。駅からビルの方へ人が流れる朝の時間は、駅の方へ向かい、職場から駅に向かう夜や深夜は、駅からビルの方へ向かって歩いた。

毎日毎日不安にもなる。これでいいのかな~と。

 

でも 「ありがとう、またくるね…」お客様からの感謝の言葉と、同じ思いで仕事をしている仲間の存在が、不安な気持ちを忘れさせてくれた。

しかし、社会の片隅で泥水をすすりながら生きてきた。こんな経験はする必要はないかもしれないが、誰でも経験できることではない貴重なものだった。だかられい様のこの言葉は、ビンビンに響いてくる。


続きます

神戸大学出ていて、何でお掃除の仕事なんか…」と言う人には言わせておいた。

毎朝早くから頑張っている掃除のおばちゃんに「ありがとう」のひとつも言えないヤツは、自分では「社会の上辺」と思っていても、どうせ大した仕事はしていないのだ。

 

と、掃除の仕事をめざすシニアの受講生に一席ぶったら思いがけず拍手喝采してくれた(^.^)

 

というわけで、気持ちよくいただきま〜す(^-^)タヌキが出そうな山あいの、ひとり酒(^.^)帰りは鹿にぶち当たるかも…(^^;;


そうだそうだ!
人に感謝できない人間、人の悪口を言いふらす人間は、どんなに結果を残していてもそれは虚構。そもそも大した仕事をしていないんだ。

 

でも、私みたいに無学だと何も言われませんが、学があると逆に言われるつらさは…

れい様のこの話を聞いて、先日すばらしいセミナーを聞いたTESSEIの矢部輝夫さんの話を思い出した。


マネジメント1つで3Kの評価も変えられる--矢部輝夫(JR東日本テクノハートTESSEIおもてなし創造部顧問)|経済界


長文ですが、興味のある方はじっくり読んでほしい。いま時間がなければ、はてなブックマークして後から読んでほしい。素晴らしい内容です。



お掃除の仕事!素晴らしいじゃないか!「モノ」だけでない…お掃除で「人」の心まできれいにさせることができる。

ほかにどんな仕事があるんだい…人の心まできれいにできる仕事は?なかなか思いつきませんよ。心を飾ったりできる仕事はいくらでもあります。でもね、心まできれいにできる仕事。

だから、お掃除は素晴らしい!きれいにする仕事って素晴らしい!

仕事の本質が見えます。仕事を通じて誰に何を提供しているのか。響城れい様は、人として、そして仕事を通じての大切なことをいつも教えてくれます。


響城れい(日々キレイ)様

日本全国駆け巡り・忙しいだろうけどがんばれ!